広島市佐伯区の葬儀事業

広島市佐伯区の葬儀場は、五日市方面に多く点在しています。

また、五日市には公営の火葬場である「広島市五日市火葬場」もあります。

広島市五日市火葬場には人体火葬炉が4基設置されており、50人が利用できる待合ロビーと待合室が4室完備されています。

公営の火葬場なので、故人が広島市に住所があった場合は市民料金で利用することが可能です。

広島市には、五日市火葬場以外に3つの公営火葬場があります。

東区矢賀町の「広島市永安館」安佐北区可部町の「広島市可部火葬場」安佐南区の「広島市西風館」です。

いずれも広島市に在住されていた場合は市民料金が適用されるので、葬儀の費用を抑えたい場合には利用の検討をおすすめします。

さらに、広島市では故人が後期高齢者医療制度に加入していた場合に、葬儀を執り行った喪主の方に3万円の葬祭費が支給されます。

申請期限は葬儀を執り行った翌日から2年以内なので、対象の方は自治体に問い合わせるかホームページで確認することをおすすめします。

広島市佐伯区の葬儀場探しのコツ

自治体のウェブサイトを確認する

葬儀場を探す際には、自治体のウェブサイトを確認することをおすすめします。
自治体のウェブサイトには公営の火葬場の情報や、葬儀後に支給される給付金の情報が記載されているため、葬儀費用を抑えたい方には有益な情報が多いです。

また、葬儀のタイムスケジュールは火葬時間に合わせる必要があるため、自治体のウェブサイトで火葬時間の確認をして葬儀社に相談するとスムーズです。
さらに、火葬場からあまり離れていない葬儀場を探すことで、移動の負担を減らすことも可能になります。

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

葬儀場は交通アクセスが良い場所や駅から近い場所だと、参列者の負担を減らすことが可能です。
参列者で車を利用する方が多い場合は、駐車場の有無や収容台数も確認する必要があります。

収容台数が限られている場合は、マイクロバスなどの手配が可能かどうか、周辺に利用できる駐車場の確認もしておくと安心です。
さらに、公共交通機関を利用した場合のアクセス方法も参列者に連絡しておくことで、トラブルを減らすことが可能になります。

葬儀場で提供されるサービス内容を確認する

葬儀場を探す際には、検討している葬儀場で提供されるサービス内容を確認することをおすすめします。

各葬儀場では基本プランに含まれるサービス内容だけでなく、オプションや特別なサービスも用意している場合があります。

たとえば、プロの写真家による遺影写真の撮影や、祭壇のデザインなどを変更できるサービスなどです。

また、音楽葬やフラワー葬など自由な葬儀を行える葬儀場もあります。

葬儀場で提供されるサービス内容を確認するには、葬儀場のホームページやパンフレットを見るだけでなく、葬儀場に電話やメールで確認したり事前相談を利用してください。

葬儀場に直接訪問して見学や相談をすることで、より具体的な情報を得ることが可能です。

遺体の安置場所や供養場所の確認をする

遺体の安置場所や供養場所の確認をすることは、葬儀の流れや費用に影響します。

遺体の安置場所の候補には、葬儀場の安置室や自宅などがあります。

自宅で安置する場合には、ドライアイスなどの必要な道具の用意や、葬儀場の安置室を利用する場合は利用条件の確認が必要です。

葬儀場の安置室によって、利用条件が違い24時間ごとの料金を提示している場合もあれば、2日分の料金を提示している場合もあります。

また、葬儀場の安置室で枕経を行い供養できる場合は、宗教者の手配の費用などの確認もしておくことをおすすめします。

葬儀場での会食の場所や内容を確認する

葬儀場を探す際には、会食の場所や内容も確認することが大切です。

会食を行う場所が葬儀場内にあるかどうか、さらに収容可能な人数を確認してください。

葬儀場内に会食ができる場所が設備されていても、参列人数よりも部屋の収容人数が少なければ快適に過ごすことが難しくなってしまうためです。

次に、会食のメニューを確認します。

宗教的な制約やアレルギー、食事制限を持つ参列者がいる場合は、それに対応できるメニューが用意されているかどうかを確認するようにしてください。

広島市佐伯区の葬儀場探しのお役立ち情報

広島市佐伯区がある広島県には浄土真宗の門徒が多いため、他の地域とは違う特徴があります。

一般的に友引の日は葬儀を避ける傾向にありますが、浄土真宗は友引を気にしない宗派です。

そのため、広島県の火葬場は友引だからと休むことは少なく、通常通りに稼働しているので、友引の日だからといって火葬ができないということはありません。

ただし、佐伯区がある西側では友引の日でも火葬場は稼働していますが、浄土真宗の方が東側に比べて少ないので、友引の迷信を気にする方もいます。

さらに農村部では、酉の日に葬儀を避ける傾向にあります。

佐伯区で葬儀を行う場合には宗教・宗派の確認や、地域の風習を確認することが重要になってきます。

また浄土真宗の葬儀では仏飯を供えますが、広島県では仏飯をお鉢さんと呼んでおり、浄土真宗の方だけでなく他の宗派の方もお鉢さんを供える場合が多いです。

お鉢さんを行う場合は茶碗ではなく、仏飯器を使用するので用意がない場合は葬儀社の担当者に相談することをおすすめします。