東海市の概要

東海市の地理

中部地方の愛知県、知多半島の西北部に位置しているのが東海市です。

名古屋市の中心部まで約15km、豊田市の中心部までは約25kmとなっています。

東西8.06km、南北10.97kmに広がっており、この地域は古くから典型的な漁村としても有名です。

名古屋南部臨海工業地帯の一角にあり、トヨタグループの愛知製鋼の本社がある地域としても知られています。

東海市の人口

東海市の人口は、令和3年11月時点では11万3,787人となっています。

内訳は

• 男性：5万9,158人
• 女性：5万4,629人

令和元年4月の人口は、11万4,170人ですので、人口推移はほぼ横ばいといえるでしょう。

東海市の面積

東海市の面積は、43.36㎢となっています。

令和4年時点の人口密度は約2,603.7人/㎢です。

東海市の特徴

東海市の歴史

東海市は、昭和44年に北部の上野町と南部の横須賀町が合併し、誕生しました。

「東海市」という名前は公募によって決められたものです。

東海市・名南市・愛知市・知多市・平洲市の上位5市名から、「東海地方を代表するようなスケールの大きさ・全国的によく知られる知名度の高さ・中部圏の中心となるにふさわしい名称」という理由から選ばれました。

東海市にはさまざまな史跡があります。

諏訪神社は初詣スポットとして、全国的にも有名な神社です。

他にも、岩屋口古墳や横須賀御殿・業平塚・長益塚など、数多くの史跡が残っています。

東海市の文化

東海市は古くから伝わる伝統文化や歴史的な史跡が多くあります。

中でも「尾張横須賀まつり」は有名かもしれません。

「尾張横須賀まつり」は、毎年9月の第4日曜日とその前日に行われる伝統的な祭礼となっており、200年以上続いています。

また、毎年10月の第1日曜日に本楽、前日の土曜日を試楽として、2日間にわたり行われている大田まつり（おおたまつり）は江戸時代後期から続くと言われています。

大田まつりで使われている山車は全て、東海市の有形民俗文化財に指定されています。

東海市の産業

愛知県といえば「製鉄業」が有名です。

特に東海市は、中部最大の鉄鋼基地となっています。

臨海部には大手企業が数多く立ち並んでいます。

東海市内には、鉄を材料にしたアートが多くあり、市制20周年を記念してつくられた市役所の屋外ギャラリーには、10点の彫刻が並んで市民を楽しませてくれます。

また東海市は洋ランの生産地としても有名です。

東海市で最初に栽培を始められたのは、大正時代ともいわれています。

東海市の葬儀事業

東海市には、地域密着型でアフターフォローにも力を入れている業者や、全国展開する大手企業まで、さまざまな種類の葬儀事業者があります。

葬儀の形も、

• 直葬
• 火葬式
• 一日葬
• 家族葬
• 一般葬

など、充実したプランを取り入れている事業者が多く存在します。

また、費用を抑えながら安心して故人をお見送りすることに力を入れている事業者や、ホテル式個室の葬儀ホールを保有している事業者もあり、事業者の種類は充実しているといえるでしょう。

中には、生前の元気なうちに葬儀の内容や費用などを相談・予約できる、生前予約を提供している事業者も。

残された家族だけでなく故人の希望に沿った葬儀をしてもらうことが可能です。

また、近年では、オンライン葬儀に対応している葬儀事業者もあります。

オンライン葬儀では、葬儀場まで足を運ぶことが困難な方でも葬儀に参列できます。

お通夜から法要後の食事会の手配まで、一般的な葬儀の流れを請け負ってくれる事業者が多いため、必要なサービスを考慮して複数の葬儀事業者を比較検討することが大切です。

東海市の葬儀場探しのコツ

地元の葬儀社に問い合わせる

先述したように、東海市にはさまざまな種類の葬儀事業者が存在しています。

葬儀のプランや料金も、葬儀事業者によってさまざまです。

そのため、葬儀場探しをする際は、1カ所だけではなく複数の葬儀事業者に問い合わせ、遺族の希望や故人の意向に合わせた葬儀を行うことが重要です。

東海市では、厚生労働省認定「葬祭ディレクター」の資格を保有したコールセンタースタッフ・葬祭ディレクターがサポートしてくれるサービスもあるため、このようなサービスを利用するのも良いでしょう。

葬儀場の設備やサービス内容を確認する

東海市の葬儀事業者は、各事業者ごとにさまざまなプランが用意されています。

葬儀プランの内容も非常に豊富で充実しているため、比較検討することが大切です。

一般的な葬儀の流れを全て任せたいのか、必要なサービスのみサポートして欲しいのかだけでも、選ぶ基準は変わってくるでしょう。

また、希望の葬儀に必要な設備が備わっているかも葬儀場選びの基準の一つと言えます。

電話で問い合わせる、内見させてもらうなどして後悔しない葬儀場選びをすることが大切です。

信仰宗派の宗教法人に問い合わせる

葬儀は宗教や宗派によって内容や作法が異なります。

主なものでは、宗派によって焼香の回数が違うことが多いです。

また、特定の宗教や宗派を対象とした葬儀場や葬儀事業者も存在します。

中には家族で宗教が異なる場合もあるでしょう。

そのような場合は、

• 故人の遺志に沿う宗教・宗派で葬儀を行う・供養も故人の意向に従う
• 葬儀は無宗教で行う・供養は故人の遺志に従う
• 葬儀を二部式に区切って行う
• 家族の遺志を尊重する

などの方法で葬儀を行うのが一般的です。

そのため、上記のような場合でも対応してくれる葬儀場を選ぶ必要があります。

信仰宗派の宗教法人に問い合わせるのも良いでしょう。

東海市の葬儀場探しのお役立ち情報

東海市には、さまざまな種類の葬儀事業者が存在しています。

また、葬儀事業者ごとに充実したプランを取り入れています。

そのため、

• 価格
• サービス内容
• 設備の充実度
• アクセスの良さ
• 宗教や宗派に対応可能か
• 口コミの確認

などの観点から葬儀事業者を選ぶ必要があります。

葬儀事業者を探す際に便利なのがインターネットです。

インターネットでは、上記のようなさまざまな情報を手軽に調べられます。

遺族や故人の意向に沿った葬儀が行えるように葬儀事業者と相談しながら、見積もりを出してもらうことが大切です。

東海市の交通事情

東海市の鉄道

東海市には、名鉄常滑線（めいてつとこなめせん）と名鉄河和線（めいてつこうわせん）の2本の鉄道が走っています。

名鉄常滑線は、常滑市の常滑駅から名古屋市の神宮前駅までを走る路線。

名鉄河和線は、知多郡美浜町（ちたぐんみはまちょう）の河和駅から、東海市の太田川駅までを走る路線です。

東海市の太田川駅は、名鉄常滑線・名鉄河和線の2路線の乗り入れ駅でもあり、とても便利な駅と口コミでも評判の高い駅となっています。

東海市のバス

東海市内の路線バスは、知多乗合株式会社が運営する知多バスがあります。

また東海市が運行している「らんらんバス」では、ワンコイン（100円）で東海市内を周れるようになっています。

「らんらんバス」では途中で知多乗合株式会社が運行する「あいあいバス」や大府市の「ふれあいバス」へ乗り換えることが可能です。

乗り換えができる停留所は決まっているため注意が必要です。

観光目的の際は、事前に調べておくことをおすすめします。

東海市の高速道路

東海市の高速道路には、

• 伊勢湾岸自動車道　大府IC（おおぶインターチェンジ）
• 伊勢湾岸自動車道　東海IC
• 名古屋4号東海線　東海新宝出入口（とうかいしんぽうでいりぐち）
• 加家（かけ）IC
• 荒尾（あらお）IC
• 横須賀IC
• 東海IC

があります。

それぞれ主要駅付近、市街地までのアクセスがしやすいなどの利点があり、便利な立地となっています。

東海市のおすすめエリア

名和町エリア

名和町（なわまち）エリアは、東海市の北端に位置するエリアです。

東側は名古屋市緑区大高町・大府市共和町、西側は南柴田町・浅山、南側は荒尾町に接しています。

「鍛造技術の館」や「平地公園」など、おすすめスポットも多数あります。

また、「カイトサーフィン」が楽しめる「カイトサーフィンカイトボードAIRJUNK」があるのも、名和町エリアとなっています。

荒尾町エリア

荒尾町エリアは東海市の中央北部に位置しています。

エリア中央部は丘、西側は海に隣接しています。

聚楽園（しゅうらくえん）公園やカゴメ記念館など、大人から子どもまで楽しめる観光スポットが多くあります。

聚楽園の大仏は、昭和2年5月21日に昭和天皇のご成婚を記念して開眼供養された聚楽園大仏です。

また、いちご狩りが楽しめる農園があるのも荒尾町エリアの魅力です。

いちご狩りは期間限定となっているため、事前に調べておくことをおすすめします。

中央町エリア

東海市中央町エリアで一番人気のスポットは、「大池公園」です。

春には花見スポットとして、多くの人で賑わいます。

また、公園内にある池では、季節を問わず魚釣りを楽しむ方も。

緑に囲まれた公園なので、ジョギングやウオーキングをする方も多いようです。

東海市のおすすめ観光スポット

聚楽大仏

東海市の荒尾町エリアにある聚楽大仏（しゅうらくだいぶつ）は、聚楽園公園内に建てられています。

昭和2年5月21日に昭和天皇のご成婚の際に、開眼供養されました。

高さは18.79メートル、奈良や鎌倉の大仏よりも大きな大仏となっています。

東海市指定文化財にも指定されており、市のシンボルとして、多くの人に親しまれている大仏です。

名鉄聚楽園駅から見上げると、森の中から顔を出す大仏を臨めます。

大池公園

先述の通り、大池公園は東海市中央町エリアで一番人気のスポットです。

春には満開の桜を楽しめ、イベントも開催されています。

桜はライトアップされ、夜桜も楽しめます。

また、3月下旬～4月上旬に開催される桜祭りにあわせて「とうかいグルメフェス」も開催。

さまざまなグルメを堪能できます。

お出かけの際には、イベント情報はチェックしておきましょう。

農業センター

農業センターは「洋ラン」の新品種開発施設となっています。

洋ランの栽培だけでなく、新品種の育成も行っています。

これまでに、シンビジウムやデンドロビウムなど、14種類を開発しています。

また、研修室や料理実習室など施設の貸し出しをしたり、洋ランなどの即売をしたりもしている施設です。

シンビジウムやデンドロビウムなどの洋ランは、12月上旬から3月に行われる即売会でも購入可能。

これらの情報は「東海市観光」の公式ホームページから確認可能です。

東海市の花「洋ラン」

洋ランの生産地として有名な東海市。

市をあげて、さまざまな活動が展開されています。

2023年2月には東京ドームで「世界らん展2022」が開催され、メディアなどでも大きく取り上げられました。

令和2年に開催された東海市制50周年の記念イベントでは、東海市らんの花大使・春風弥里さんと元宝塚歌劇団宙組トップ娘役の野々すみ花さんによる対談会も行われました。

東海市らんの花大使は、洋ランをはじめとした東海市で生産される花の魅力発信者として、東海市ふるさと大使と兼任で平成31年に春風弥里さんが選任されています。

太田川駅前にある東海市観光情報センター

太田川駅前にある東海市観光情報センターは、東海市についての色々なことを調べるのにとても便利です。

観光スポットはもちろん、グルメ情報やイベント情報など、知りたい情報のほとんどを知ることができます。

東海市を観光で訪れる際には、公式ホームページからの情報収集を忘れないようにしておきましょう。

東海市が運営する循環バス

東海市が運行している循環バス「らんらんバス」では、ワンコイン（100円）で東海市内を周れるようになっています。

「のんびりお得に目的地を結ぶ」、貴重な市民の足として活躍しています。

ルートは、

• 北ルート：名和町・荒尾町・東海町・中央町から太田川駅へ向かうルート
• 中ルート：名和町から西知多総合病院がある中ノ池ゾーンや富木島町までを結ぶルート
• 南ルート：太田川駅から東浦町・知多市境までを結ぶルート

など、複数あります。

また、太田川駅東口は上記の全ルートのバスが通過します。