豊田市の概要

豊田市の地理

豊田市は、愛知県のほぼ中央に位置し、東・北部の山間部と西・南部の平野部で構成される地形の変化に富んだまちです。

昭和13年にトヨタ自動車の工場が建設され、「クルマのまち・豊田」としての発展を遂げました。

その後、合併を重ねて都市計画区域を拡大し、平成22年には藤岡都市計画と統合され、現在は豊田都市計画区域となっています。

豊田市は製造業を中心とする産業の中心地であり、世界をリードするものづくり中枢都市としての顔を持ちながら、市域の7割を森林や田園が占める緑豊かなまちでもあります。

多様なライフスタイルを選択できる満足度の高い都市として、さらなる成長を目指しています。

豊田市の人口

豊田市の総人口は2023年3月時点で、41万5,895人です。

人口の多さは愛知県では名古屋市に次ぐ2位で、愛知県では最初に中核市に指定されました。

昼夜間人口比率は110.5パーセントで、流出人口よりも流入人口の方が多いのが特徴です。

豊田市の面積

愛知県豊田市の総面積は、2020年の調査では、9万1,832haです。

豊田市は日本全国の市町村の中でも総面積が比較的広い市町村で、愛知県の中では1位、統計が取れる1,741つの市町村の中では38位となっています。

また、豊田市は香川県高松市と長崎県長崎市に近い人口です。

しかし、高松市と長崎市の面積は豊田市の半分ほどのため、豊田市は高松市と長崎市よりも、人口密度に余裕があります。

豊田市の特徴

豊田市の歴史

1959年、議論の末に企業都市として発展することを誓い、挙母市から「豊田市」に、市名が変更になりました。

市内では自動車部品工場が急増し、昭和30年〜40年代にはトヨタ自動車の年間生産台数は約20倍。

ものづくりのまちとして、今も進化し続けるまちです。

産業の発展とともに人口は増加し続け、1998年(平成10年)には県内初の中核市になりました。

日本のものづくり産業が大きな転換期を迎えている今、企業の進出を促す制度を用意し、ものづくりの拠点として次世代を担う技術者の育成・企業の新しいものづくりへのサポートに力を入れています。

豊田市の文化

豊田市の文化を学べる施設・資料館がたくさんあり、豊田市の商業・金融・交通・街並み・出土品などの貴重な資料を見られます。

また、豊田市では市民が歴史を継承し、文化を創造する場、さまざまな世代が交流を図る豊田市文化ゾーンにおける文化創造拠点・歴史継承拠点の整備方針を策定しました。

一定区域に文化芸術に関わる中枢機能を集め、文化芸術活動の活性化や、文化的な都市空間の創出を図るなど、文化の保護や継承にも力を注いでいます。

豊田市の産業

• 愛知県の製造品出荷額の約30パーセントを占める、約14兆円を出荷。(市町村レベルでは全国トップの規模)
• 市内の70パーセントが森林で、農業が盛ん。

これらの強みをいかし、豊田市はさらなる進化を目標としています。

企業や団体が新しい価値を創造するための実証実験の場を提供し、「豊田市つながる社会実証推進協議会」を立ち上げました。

資源エネルギー問題や、超高齢社会への対応など、さまざまな実証を行っています。

また、ものづくりで培われた知見や資源を生かし、自動走行技術やロボット技術など、未来を先取りする産業の創出・育成も目指しています。

豊田市の葬儀事業

愛知県豊田市では、そうそうの森・古瀬間聖苑、フューネ浄水、FUNEフューネ サンクリークなどがよく利用されている葬儀場・斎場です。

その他にも家族葬・一日葬・火葬式などさまざまなプランを執り行える葬儀社が多数あり、予算や希望に合わせた葬儀社をチョイスできます。

また、豊田市では身近な方が亡くなった際、遺族が不安や負担なく手続きできるよう「おくやみコーナー」が設置されています。

南庁舎1階市民相談課にあり、豊田市に住民登録があった人の遺族が利用することが可能です。

おくやみコーナーでは、

• 国民健康保険、後期高齢者医療制度の葬祭費支給申請
• 亡くなった人の基本的な情報を印字した申請書の作成
• 必要な手続きの案内

などのサポートを受けられます。

豊田市の葬儀場探しのコツ

葬儀場の場所を確認する

葬儀場を選ぶときには資料を見るだけでなく、できれば内見に行き、施設設備や交通アクセスを自分の目で見て確認しましょう。

特に、場所は重要です。

自分はもちろん、参列者が迷わずに来られるかや、スムーズに来られるアクセスの良い場所であるかを確認しておきましょう。

また、葬儀場がある場所の雰囲気も見ておくことをおすすめします。

できれば明るく清潔で、雰囲気の良い場所を選ぶことで、心を落ち着けて葬祭を執り行えるでしょう。

葬儀場での宿泊施設や食事の提供状況を確認する

葬式には祭壇費用や人件費のほかに、飲食費用がかかります。

食事は通夜・通夜の翌日・精進落としの3回のタイミングがありますが、近年では精進落としのみの場合も多くなっています。

食事は葬儀料理を提供している飲食店に葬儀場から向かいますが、この時に送迎のバスを利用する場合には、葬儀場と相談していきます。

食事は一般的に、1人あたり3,000円〜5,000円です。

また、遠方から訪れる方がいる場合、葬儀場の宿泊施設の利用をできるため、宿泊が必要になる方がいれば、宿泊場所と費用を確認しましょう。

葬儀場での式次第や挨拶文の相談をする

葬儀場での挨拶は、なかなか経験することではありません。

どのような挨拶をすれば良いのか分からなく、不安になる方が多いでしょう。

葬儀場では挨拶の仕方、挨拶文に悩んでいる方をサポートしてもらえるので、もし分からなければ相談するのをおすすめします。

このような相談は必ずといっていいほど受けるため、葬儀場の方も慣れています。

挨拶文の提案はもちろん、マナーについても教えて貰えるため、不安や疑問があれば小さなことでも確認しましょう。

良い葬儀場であれば、聞いたことに対して全て丁寧に答えて貰えます。

豊田市の葬儀場探しのお役立ち情報

葬儀場の決定は迅速に行わなければならず、確認不足により「交通の利便性が悪かった」「ご安置施設が併設されていなかった」などのトラブルが起きがちです。

豊田市で葬儀場を探す方は、以下のポイントをおさえておきましょう。

宗派や好きなスタイルに合わせた葬儀が行えるか

宗教によっては対応していない場合があるため、確認は必要不可欠です。

また、葬儀中に故人が好きだった音楽を流したいなどの希望があっても、音響設備が整っていない場合もあるため、宗派や希望に合う葬儀が行えるか確認しましょう。

交通の利便性

参列者の立場になって、参列がしやすい場所に葬儀場があることが大切です。

駅が近い・駐車スペースの有無を確認しましょう。

宿泊施設の有無

遠方から訪れる参列者の方が宿泊を希望する場合には、近隣の宿泊施設や葬儀場の宿泊施設を確認しておきましょう。

ご安置施設が併設されているか

葬儀場にご安置施設が併設されておらず、葬儀場とご安置施設の移動に時間がかかる場合があります。

スムーズな葬儀をするためにも、ご安置施設が併設されているかどうかを確認しましょう。

事前相談や見学が可能か

葬儀場を決定したあとにトラブルを起こさないためにも、葬儀場に実際に足を運び、施設内やスタッフの対応を確認しましょう。

「事前相談も見学もできない」という施設は、なるべく避ける方が良いです。

葬儀場の席数

葬儀の規模によっては、会場によっては席数が足りなくなる場合があります。

規模の大きな葬儀を行う場合には、参列者の人数に対応できる席が用意できるかどうかを確認しましょう。

豊田市の交通事情

豊田市の鉄道

豊田市へのアクセスはこちらです。

名鉄空港線中部国際空港駅から

神宮前駅で名鉄名古屋駅本線に乗り換え、知立駅で名鉄三河線に乗り換え、豊田市駅

JR名古屋駅から

地下鉄東山線名古屋駅から伏見駅で地下鉄鶴舞線へ乗換え、赤池駅で名鉄豊田線へ相互乗り入れで名鉄豊田市駅

名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線知立駅へ乗換え、名鉄豊田市駅

JR中央本線（快速）高蔵寺駅から愛知環状鉄道新豊田駅

JR豊橋駅から

JR東海道本線（快速）岡崎駅で愛知環状鉄道へ乗換え、愛知環状鉄道新豊田駅

名鉄豊橋駅から

名鉄名古屋本線（特急）知立駅で、名鉄三河線へ乗換え、名鉄豊田市駅

豊田市のバス

豊田市では、「都市としての一体性の形成・都市と農山村の共生・交流人口拡大による地域の活性化」をはかるため、利便性の高い公共交通ネットワークの構築を目的とし、「とよたおいでんバス」をはじめとしたバスを市内で運行しています。

「とよたおいでんバス」は11の路線、名鉄バスは8つの路線から成っています。

また、豊田市にバスで訪れる場合は、空港バスだと中部国際空港から名鉄豊田市駅前まで直通で行くことが可能です。

豊田市の高速道路

愛知県豊田市には、高速道路IC(インターチェンジ)が16か所に設置されています。

豊田市へは、主に東名高速道路・伊勢湾岸自動車道・東海環状自動車道を利用し、豊田IC・豊田南IC・豊田東IC・豊田勘八IC・豊田松平IC・豊田藤岡ICで下車します。

豊田市へ高速道路を利用して訪れる場合の参考をご紹介します。

• 東名高速道路の豊田ICで下車する
• 伊勢湾岸自動車道の豊田南・豊田東ICで下車する
• 東海環状自動車道の豊田勘八・豊田松平・豊田藤岡ICで下車する

豊田市のおすすめエリア

豊田エリア

豊田エリアは市内の交通網が集結しているため利便性が良い場所です。

ショッピング、映画館など、お出かけにぴったりのエリアとなっています。

また、豊田市は好奇心くすぐられるものづくりのまち。

文化・芸術・最先端の産業に触れ、学べるスポットも集まっています。

「とよたエコフルタウン」は、国からSDGs未来都市として選定されている豊田市が、次世代の先進技術を集約し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを紹介する施設。

さまざまな分野の最先端技術を体験できます。

藤岡・小原エリア

藤岡・小原エリアは自然豊かで、四季折々の花を楽しめるのが魅力的なエリアです。

藤岡地区には「ふじの回廊」があり、約370メートルの藤棚には4種類のふじが咲きます。

ゴールデンウィークの時期にはふじまつりが開催され、観光客や市民らでにぎわいます。

大沢不動明王と不動の滝や、川口やな、金剛寺のしだれ桜など、自然いっぱいの藤岡・小原エリアは、家族連れに特におすすめのスポットです。

遊びに疲れたら、石畳ふれあい広場で足湯に浸かり、リフレッシュすることもできます。

旭・稲武エリア

旭・稲武エリアは、豊田市の北東に位置する山に囲まれたエリアです。

キャンプ・バーベキューを楽しめる「旭高原元気村」は家族連れや若者に人気で、暖かい時期にはレジャー施設を求めてたくさんの人々が訪れます。

旭・稲武エリアは四季折々の変化を堪能できるのが魅力です。

押山雲海や押川大滝、面の木原生林の樹氷、湧水広場の氷瀑などは迫力ある大自然が楽しめますが、もっとライトに楽しみたいという方には、道の駅どんぐりの里いなぶや、どんぐり横丁など、特産品が楽しめるスポットがおすすめです。

豊田市のおすすめ観光スポット

香嵐渓

香嵐渓は、季節ごとに変化する自然の姿を楽しめるスポットです。

季節ごとの香嵐渓の魅力をご紹介します。

春

ピンク色のかたくりの花が絨毯のように広がり、一面がピンク色に染まります。

かたくりの花は午前10時ごろから反りはじめ、夕方には閉じ、一週間ほどで散ってしまうため、見に行く場合はタイミングに注意しましょう。

夏

眩しいほどの新緑に包まれ、次第に緑が濃くなると夏の訪れを感じられます。

木陰は涼しく、川遊びもできるとあってたくさんの人達でにぎわっています。

秋

寛永11年(1634年)に香積寺十一世の三栄和尚がもみじを植えたのが始まりとなり、今では巴川沿いの参道から香積寺境内にかけ、11種類のカエデを見て楽しめます。

紅葉狩りにぴったりです。

冬

深々と積もる雪にも趣があります。

1月7日には足助八幡宮で七草粥のふるまいが行われ、2月〜3月には中馬のおひなさんが開催されます。

豊田スタジアム

豊田氏千石町の豊田スタジアムは、Jリーグの名古屋グランパスのホームスタジアムです。

収容人数は4万5,000人と、埼玉スタジアムに次いで国内最大級の規模を誇ります。

最大傾斜38度のスタンド席、支柱のない吊り屋根構造により、一体感が演出されているのが特徴です。

スタジアムにはレストランも併設され、スタジアム内を見渡せます。

豊田市美術館

豊田市美術館は平成7年(1995)に、挙母藩の城跡地に開館しました。

美術館には豊田市を一望できるテラスや、日本式庭園が設置されており、美術作品はもちろん景色を楽しめる美術館となっています。

美術館内には11の展示室があり、回廊を巡るようにさまざまな作品を鑑賞できるのが特徴です。

また、館内にはミュージアムショップ・茶室・レストランが併設されています。