いすみ市(千葉県)の斎場・葬儀場一覧

いすみ市の概要

いすみ市の地理

いすみ市は千葉県南東部にあり、東京から特急で1時間程度のところにあります。
温暖な気候と肥沃な耕地に恵まれた田園都市です。

近海では親潮と黒潮が交わるため、海岸線は全国有数の漁場が広がる漁師町でもあります。

砂浜にはアカウミガメが産卵に訪れ、里山にはコウノトリやコハクチョウが舞い降りる自然豊かなところです。

いすみ市の人口

いすみ市の人口は、2023年4月1日時点の統計では3万5,651人です。

いすみ市ホームページにおいて、過去10年分の人口統計が掲載されていますが、年々減少傾向にあります。

2023年4月1日時点での人口内訳は、男性1万7,569人、女性1万8,082人、市全体の平均年齢は54.98歳です。

いすみ市の面積

いすみ市の面積は、約157.5㎢です。

平成の大合併で2005年12月5日に夷隅郡夷隅町、大原町、岬町が合併し、千葉県内34番目に誕生した市で、県内においては平仮名で表記された市町村として初の市でした。

千葉県南東部に位置し、東は太平洋に面し、北は長生郡一宮町、睦沢町、西は大多喜町、南は勝浦市、御宿町と接してます。

いすみ市の特徴

いすみ市の歴史

いすみ市の歴史は古く、古代においては「伊甚国」と呼ばれていたとされ、海産物や農産物が豊富であったことが古代書に記されています。

中世鎌倉時代末には、禅僧として有名な夢想疎石が隠居生活を送った地として知られています。

戦国期には、上総土岐氏が当地域を支配し万喜城を築きましたが、豊臣秀吉の小田原征伐の際に開城されました。

近世に入ると本多氏が治める大多喜藩の領地となりましたが、本多氏の転封によって、大多喜藩、苅谷藩などの飛地領に細分化されています。

江戸中期には沿岸地域で地引網漁が盛んになり、この頃には五穀豊穣・大漁祈願の祭礼が盛んに行われ、現在も多くの祭礼が現存し、代表的な祭礼は大原はだか祭です。

また、文学では曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」の執筆に大きな影響を与えた、中村国香の「房総志料」が編纂されています。

時代劇「遠山の金さん」のモデルとなった遠山金四郎景元が知行地を持っていたのもこの地域です。

近代に入ると、八幡岬や日在海岸などに、森鴎外や若山牧水、林芙美子、山本有三らの文人墨客が訪れ、作品の中にもこの地域の描写が描かれています。

現在、平成の大合併に伴い夷隅郡夷隅町、大原町、岬町が合併し、「いすみ市」が誕生しました。

いすみ市の文化

いすみ市は、さまざまな指定文化財が残されている地域です。

いくつかの市町村合併を経て成立したいすみ市の歴史は古く、多くの芸術品や伝統芸能などが文化財に指定され残されています。

いすみ市では、多くの文化財を散策できるように市のホームページから「いすみ市文化財マップ」をダウンロードできるようになっており、文化財巡りを楽しむことができるいすみ市です。

また、上総十二社まつり、長者・中根十三社秋祭り、大原はだか祭りなども古くから継承されてきたお祭りで、上総十二社まつりは県指定無形民俗文化財になっています。

いすみ市の産業

いすみ市の主要産業は第一次産業で、なかでも農業は県内有数の農地面積を誇ります。

農産物としては、いすみ米、梨、ブルーベリー、トマトをはじめ、スプレーストック等の花などの産業も盛んです。

黒潮と親潮がぶつかる市沖に面したところにあるため水産業も盛んで、イセエビ、さざえ、タイ、ヒラメなど魚介類も豊富であるため、優良な水産物は「千葉ブランド水産物」として認定されています。

いすみ市は多数の文化財を保有していることから観光にも力をいれ、地域のプロモーション活動の一環として映画やテレビドラマ等のロケーション撮影に積極的に協力しているようです。

いすみ市の葬儀事業

いすみ市内には市営葬儀場を含む16の葬儀場があります。

いすみ市にある市営葬儀場は1つで、市営葬儀場内には火葬場も備えられていますが他の13の民営葬儀場には火葬できる設備がないため、市に火葬に関する問い合わせが必要です。

市営火葬場では火葬開始時刻が定められており、10時、11時、12時、13時、14時、15時となっています。

火葬炉が2基のため、火葬場の状況によっては近郊の火葬場に依頼が必要です。

葬儀費用については、地域差や葬儀の方法（火葬のみ、家族葬、一日葬、一般的な葬式など）、宗派によっても異なりますが、最低限かかる費用の相場は約20万円位と言われています。

これは、その地域における生活保護を受けている方が火葬を行う際の金額です。

葬儀費用の内訳は、葬式に係る一切の事務手続き、運営進行、喪主のサポート、棺やシーツなどの物品代、車両代（遺体を運ぶ寝台車）、料理、返戻品、火葬に係わる費用、会場代、住職に支払うお布施などがあります。

いすみ市の葬儀場探しのコツ

葬儀場のスタッフの対応や雰囲気を確認する

いすみ市の葬儀場探しのコツの一つは、葬儀場のスタッフの対応は雰囲気を確認することです。

葬儀場を利用するのは、誰かが亡くなった時に突然やってくるものなので、確認する事はできないとお考えの方もいるかもしれません。

最近では、生きて元気なうちに自分好みのお葬式をしたいと考える方が増え、お葬式をセルフプランされている方もいます。

そのため、自分が元気なうちに葬儀場について調査しておくことがおすすめです。

葬儀場では、「事前相談会」「生前模擬葬儀体験」などを実施しているところもあります。

事前に電話で相談し、この時のスタッフの対応、葬儀場に足を運び、その会場の雰囲気などを確認して自分が納得できる葬儀場を選ぶとよいでしょう。

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

いすみ市の葬儀場探しのコツの一つは、葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認することです。

誰がどのように葬儀に参列してくれるのかなどを考えた時、やはり葬儀場へのアクセスは重要になってきます。

葬儀場は自宅から近い場所を選ぶのか、公共交通機関の利便性が良い所を選ぶのかです。

もし、公共交通機関の利便性が悪い所の葬儀場である場合は、自家用車で参列することが可能な規模の駐車場が整備されているかの確認が必要です。

また、葬儀場までの送迎車両などを用意することが可能であるのかを確認しておきましょう。

葬儀場での装飾や花の手配の可否を確認する

いすみ市の葬儀場探しのコツの一つは、葬儀場での装飾や花の手配の可否を確認することです。

葬儀を執り行うにあたり、喪主や家族、親族などが故人と後悔のないお別れができるように配慮された葬儀を進行してくれる葬儀場を選ぶと良いでしょう。

葬儀会社によっては、葬祭ディレクターのように葬儀を取り仕切るスタッフを配置しています。

葬祭ディレクターは、故人の生前の趣味やお気に入りなどを確認し、会場作りや花の手配をすべて計画できるスタッフです。

事前に相談していれば、より故人の希望している葬儀を実施することが可能となります。

葬儀で故人とのお別れを感じられないまま終わってしまうことがないように、葬儀場での装飾や花の手配を、葬儀会社に全て手配してもらうことができるのか確認しておきましょう。

いすみ市の葬儀場探しのお役立ち情報

いすみ市内には葬儀場が16カ所あり、そのうち1つが市営葬儀場になります。

いすみ市内にある市営葬儀場（いすみ市大原聖苑）は火葬場が併設されているため、火葬のために移動することはありません。

葬儀についての相談は24時間365日電話で受け付けていますが、火葬については申し込み順となります。

いすみ市内にある民間葬儀場は15カ所あり、火葬場の設備はありませんが葬儀場のスタッフが行政への手続き、火葬場までの送迎の手配を行うため心配いりません。

また、民間葬儀場では火葬場の空き状況や僧侶のスケージュールからすぐに葬儀ができない場合でも、葬儀場が遺体を預かることができます。

また、葬儀場内で仮眠することができたりなどのサービスも実施しているところがあります。

公共交通機関の利便性が高い場所にあっても駐車場が完備されているところも多く、様々な交通手段で来場されても問題ありません。

葬儀の種類（火葬のみ、家族葬、一般葬）、葬儀を行う場所（自宅、葬儀場、集会場など）、宗派など、一人一人の故人の状況に応じて対応できる葬儀会社も増えてきています。

そのため、事前によく相談しておくと良いでしょう。

いすみ市の交通事情

いすみ市の鉄道

いすみ市まで東京方面から電車を使って来られる場合は、以下の手段があります。

• 京葉線（特急わかしお）→JR大原駅下車（約80分程度）
• 総武線快速→外房線（千葉駅）→JR大原駅下車（約110分程度）

この他、千葉県内からであれば、小湊鉄道やいすみ鉄道を利用して大原駅まで行くことができます。

交通手段を鉄道でいすみ市に来る際は、天候に注意して来るようにしましょう。台風や強風などの悪天候の場合、外房線は運休する可能性があります。

いすみ市のバス

いすみ市には、市内循環バスとシャトルバスがあります。

市内循環バスの営業日は月〜土曜日で祝祭日や年末年始は運休し、シャトルバスは年中無休で運行しているバスです。

市内循環バスもシャトルバスも中学生以下の乗車賃は無料で、市内循環バスは高校生以上は150円〜200円、シャトルバスは200円〜500円かかります。

ただし、市内に住民票がある高校生や身体障害者の方は、証明書（学生証や手帳など）を運転手に提示することで乗車賃が免除されます。

また、75歳以上の高齢者または、65歳以上で運転経歴証明書の交付を受けている方が手続きを取る事で、無料のパスポートが発券されたりして便利です。

いすみ市の高速道路

いすみ市には高速道路のインターはありません。

車でいすみ市に来られる場合は以下の経路があります。

• 京葉道路→東金有料道路→東金インターチェンジ→東金九十九里有料道路→九十九里有料道路終点下車→国道128号
• 京葉道路（蘇我インアクティブ）→外房有料道路終点下車→県道21号線茂原市経由
• 東京湾アクアライン→首都圏中央連絡自動車道（市原鶴舞インターチェンジ）下車→国道297号大多喜町経由

東京湾アクアライン経由で横浜市からいすみ市までは約2時間弱で到着することができるエリアです。

いすみ市のおすすめエリア

大原駅周辺エリア

いすみ市のおすすめエリアの一つは、大原駅周辺エリアです。

大原駅はいすみ市の中心駅としてJR外房線の特急電車が停車し、東京駅から約70分のところにあります。

駅周辺は、コンビニ・スーパー・レストラン・銀行がそろっており、行政機関も駅の近くにあるため、生活するには便利なエリアです。

海からも近く、夏は大原海水浴場で海水浴を楽しめ、毎週日曜日に大原漁港で開催される「港の朝市」では新鮮な農産物・海産物を味わうことができます。

西部エリア

いすみ市のおすすめエリアの一つは、西部エリアです。

西部エリアには、里山に囲まれた広大な田園風景が広がり、田舎暮らしを満喫することができます。

エリア全域には、里山の地形を利用したオートキャンプ場が多数あります。

キャンプ用品をわざわざ用意しなくても一式をレンタルできるキャンプ場もあるため、手ぶらでキャンプを楽しむことが可能です。

また、毎年5月末から6月初旬にかけて山田川周辺ではゲンジボタルが幻想的に飛び交う風情も楽しむことができます。

東部エリア

いすみ市おすすめエリアの一つは、東部エリアです。

東部エリアは、長い海岸線が続いていてサーフィンや海水浴に適したビーチから磯遊びや磯釣りなどを楽しめる海岸まであり、海のアクティビティを数多く楽しめます。

海水浴なら「大原海水浴場」、サーフィンなら「太東ポイント」、磯遊びなら「雀島（夫婦岩）」、磯釣りなら「ママ岬」と一人一人思い浮かべるビーチや海岸が違うほど沢山のスポットがあるところです。

市域東側を縦断する国道128号沿いには、生活に必要なお店が点在しているため、車での移動が前提となってしまいますが、それほど不便を感じることはないでしょう。

いすみ市のおすすめ観光スポット

平和の鐘

平和の鐘は、大原公園内にあります。

大原公園には、国の重要文化財である「浪切不動堂本尊」があり、丘にのぼれば太平洋を一望することができる公園です。

そのような公園の高台に平和の鐘があります。

平和の鐘は、太平洋戦争中に供出され、米軍によって一時期持ち去られていましたが、ミネソタ州ダルース市から日米有効平和の鐘として変換されました。

現在、ミネソタ州ダルース市と姉妹都市を結んでいます。

太東埼

太東埼は、九十九里浜の最南端にあります。

起伏に富んだ海岸延長は4.5kmあり、南房総国定公園に指定されている景勝地です。

太東埼には灯台があり、白亜造形（円形）の中型灯台で高さ15.9mあり、灯台の光は約41km先の海まで照らすことができます。

また太東埼からの景色は太平洋を一望でき、太平洋から望む朝日や夕日は美しく、元旦には初日の出スポットです。

高台にはベンチがありランチを楽しむ事もでき、愛称は「恋のヴィーナス岬」と呼ばれています。

楽働会

楽働会は、”種まきから収穫、そして食卓まで”をモットーに、食材を育てる楽しさや素材を活かした料理を食べる喜びを体験して、地元のいすみ市の生産者との交流を深めてもらう活動をしている会です。

楽働会が運営している直売所は現在休止していますが、『太巻き寿司』作り、『あんころ餅』作り、『バーべーキュー』などの交流を深める交流会は実施しています。

太巻き寿司は、房総地域では冠婚葬祭のごちそうとして、地域のあつまりにはかかせない料理です。