大垣市の概要

大垣市の地理

大垣市は岐阜県の南部に位置し、美濃地方の核となる都市の一つです。 
長良川が市を流れ、その豊かな水環境は市の風景や生活に深く根付いています。他にも多くの運河や水路が存在し、水の都としても知られています。

2006年に実施された合併により、旧大垣市と東側の旧墨俣町、南西側の旧上石津町の3カ所に分かれた飛び地で構成されています。南西側の旧上石津町地区は山に囲まれ中央に牧田川が流れる豊かな地域です。

大垣市の人口

大垣市は、岐阜県内でも人口が多い都市の一つであり、多様な世代が暮らしています。 
世帯数は6万9,167 世帯におよび、岐阜県の中で第2位の人数を誇ります。
人口を具体的な数字で見ると、男性7万7,418人と女性8万942人、合わせて15万8,360人の人が住んでいます。(令和5年7月31日現在)

大垣市の面積

大垣市の面積は、206.57平方キロメートルです。
合併前は79.75平方キロメートルと今のランキングでは25位に位置づく大きさでしかありませんでしたが、旧上石津町と旧墨俣町の面積が加わったことにより、合併後は一気に13位とランキングを上げました。
岐阜県人口数第2位にしては面積が狭く、人口密度の高い市と言えます。

大垣市の特徴

大垣市の歴史

大垣市は大正７年４月に市として誕生し、市制約100年です。
木下藤吉郎が一夜で砦をたてたと伝えられる「墨俣一夜城」や関ケ原の戦いで石田三成の本拠地となった「大垣城」があり、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた場所です。長い時の中で誰もが知る数多くの歴史に関わってきました。

また、昔から中山道や美濃路などの交通路が交差し、東西の経済や文化が交流する場として栄えてきたため、歴史的財産が多く保存されています。

大垣市の文化

大垣市は恵まれた自然と風土の中で、先人たちによって培われた、優れた歴史的文化遺産が数多く残されています。また、216件もの指定文化財があります(令和5年4月1日)。大垣城や旧揖斐川橋梁などが入っています。

また、おくのほそ道の旅の終着点として有名な大垣市は俳句づくりに親しんでいただけるのを目的としたイベントを多く開催しています。
他にもおおがき舟下りや大垣まつり、十万石祭りなど多くのイベントで式を盛り上げます。

大垣市の産業

「水の都」と呼ばれる大垣市は産業都市として発展してきました。
以前は繊維産業が盛んでしたが、現在では食品製造業へと主力が移っています。
涼しい気候や豊富な水を活かしてお米やお茶、梨などの栽培を行っています。

ヒノキの一大集積地だったことから生産が盛んに行われているのが枡産業です。全国約80％のシェア率を占め、和食や日本酒ブームも手伝って、海外の方からも注目が集まっています。

さらに最近では先端技術、情報技術が駆使された企業が発展しています。
パソコンやスマートフォンなどの電子部品を作っている会社が増えてきました。

大垣市の葬儀事業

大垣市は仏教と神道の伝統が深く根付いており、葬儀にもそれらの要素が強く反映されています。家族や友人が供物を捧げます。 神道の葬儀では神職が祈祷を行い、故人の霊を神社で供養します。

大垣市の葬儀では、地域の名産品や伝統的な食事が提供されることが一般的です。
地元の野菜や果物、お米などや岐阜牛が使用されます。
また、伝統的な郷土料理「ひつまぶし」が葬儀の席で提供されることが多いです。
参列者が地域文化に触れる機会となることや、食を通して故人との会話を思い出す場となることが目的です。

また大垣市では、葬儀は地域全体で支え合う重要な式典という意識が強いところです。近所の人々が協力して葬儀の準備や運営にあたり、地域の人々が連帯感を持ちながら葬儀を行うことで、故人の冥福を祈りながら、地域コミュニティの結束を強化する役割も果たしています。

大垣市の葬儀場探しのコツ

葬儀場のスタッフの対応や雰囲気を確認する

気持ちの整理がつかないまま、葬儀の場をつくりあげていく上でスタッフの対応は、心の支えとなります。
親切で思いやりのあるスタッフがいるか、実際に訪問してみましょう。

人柄だけでなく、対応力も大切になってきます。相談を親身になって聞いてくれるか、求める要望に対して素早く対応して形にしてくれるか、そもそも葬儀に対して豊富な知識を持っているかなどをチェックすると安心です。

また、サイト上だけでなく、訪問することで雰囲気が合うかも確認しましょう。
遺族だけでなく、参列者が快適に過ごせる場所かどうかも考慮しましょう。

葬儀場の場所を確認する

アクセスしやすいかどうかも葬儀場を選ぶ上で重要なチェックポイントです。
山の中や丘の上など、道のりに段差があったり、最寄り駅の記載があっても実際には駅から歩くのがかなり大変なケースもあるため、出来るならば足を運んでみるのもいいでしょう。
地域によって自家用車の所要率や交通利便性が異なります。参列者の主要交通手段に合わせるのもいいでしょう。

駅近の葬儀場をご検討の際は参列者の方が迷わないよう、道順を確認する必要があります。
駅近でなく、車での移動が必要になる場合は駐車場の有無や近くのパーキングエリアを下調べしておくと後に参列者の方に伝えることができます。

また、民営斎場の場合、火葬場までの距離も検討したほうが良いでしょう。10キロメートル圏内が目安です。遠いと移動にかかる身体的負担が大きくなるだけでなく、渋滞により火葬が間に合わない場合もあります。

家から近い場所の葬儀場だと移動時間を短縮できます。
参列者にご高齢の方や遠方在住者がいる場合、特に場所は気をつけましょう。

葬儀場での装飾や花の手配の可否を確認する

花を含む装飾がプランに含まれている葬儀場と各自手配が必要な葬儀場とがございます。
装飾すること自体には問題がなくても、事前に指定業者との契約が必要であり、自由な手配が制限される場合や特定の花材やデザインに限定されたサービスを提供している場合があります。
そのため、葬儀場での装飾や花の手配について確認する際には、事前に葬儀場のスタッフに相談することが重要です。

特に故人の希望などにより、自由な無宗教葬をご検討の場合は確認が必須です。
葬儀場の方針や規定、予算などに合わせて、装飾や花の手配の可否や方法を確認することで、適切な準備を行うことができます。

大垣市の葬儀場探しのお役立ち情報

大垣市には「大垣市鶴見斎場」「大垣市勝山斎場」「大垣市かみいしづ斎場」3つの市営斎場を含めた10カ所以上の葬儀場がございます。
家族葬や火葬式等、行いたい葬式の種類や呼びたい参列者の人数など、故人や遺族の希望に合った場所がきっと見つかります。

大垣市は美しい自然と歴史的な風景が広がる地域です。
葬儀での別れを静かで心温まる雰囲気の中でやりたいと考える方に特におすすめです。
伝統的な日本式葬儀を行うことができる庭園付きの葬儀場もございます。
 四季折々の美しい風景が広がる庭園は、故人への感謝とともに静かなお別れの場を演出してくれます。

一方で、最近では洋風の葬儀スタイルにも対応した施設も増えており、多様なニーズに応えることができます。
大垣市のほとんどの葬儀場は交通アクセスが良好であり、市内外からの参列者にとってアクセスが便利です。 駐車場利用や宿泊施設の手配についても、葬儀場のスタッフが丁寧にサポートしてくれます。

大垣市の交通事情

大垣市の鉄道

大垣市には「養老鉄道養老線」と「樽見鉄道樽見線」の2つの地方鉄道が通っています。

平成19年10月、養老鉄道養老線は近畿日本鉄道（株）と養老鉄道（株）の2つの株式会社によって運行されていました。
一時、養老鉄道（株）は経営難に陥りましたが、沿線市町による財政支援が行われ、養老線を存続させることができました。
平成30年1月1日からは事業形態を変更し、養老鉄道（株）が引き続き路線を運行し、沿線3市4町の設立した（一社）養老線管理機構が第三種鉄道事業者として路線等の施設を保有・維持管理することとなりました。

また、樽見鉄道樽見線を運営するため、昭和59年10月に樽見鉄道（株）を設立しました。こちらも沿線市町による財政支援が行われています。

大垣市のバス

大垣市では主に名阪近鉄バス（株）のバスが走っています。大垣市内には246ヶ所のバス停があるため、アクセスに便利です。

また大垣市は、名阪近鉄バス(株)と連携して、近年デジタル技術を活用した、路線バスの利便性向上に取り組んでいます。
2022年10月からは市内を運行する路線バス(一部を除く)の位置情報や運行状況を、スマートフォンなどでリアルタイムに確認できるバスロケーションシステムのサービスを開始しました。

道路の混雑状況で運行時間の変動が起きやすいバスを安心してご利用いただけます。

大垣市の高速道路

大垣市は、名神高速道路が通っています。
名神高速道路は愛知県小牧市の小牧ICを起点とし、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府を経由して、兵庫県西宮市の西宮ICを終点とします。
総延長約190kmで、路線はほぼ中山道に沿って建設されています。

中部地方と近畿地方の主要都市を通るため、観光やビジネスにとても便利です。
また、目的地に着くまでに寄れる名神高速道路のサービスエリアは中部地方らしい味噌味をベースとした料理から、近江牛といった関西自慢の素材を生かした料理まで、地域色あふれるご当地グルメを満喫出来るのでおすすめです。

2003年度日本道路公団年報によると、2002年度の年間交通量は9,051万5,442台で一日平均でみると 24万7,988台です。

大垣市のおすすめエリア

大垣駅エリア

大垣駅は主要な鉄道駅であり、東海道本線と美濃太田線が交差する場所です。
 明治6年に開業され、その歴史は古く、地域の玄関口として多くの方が行き来しています。東海道新幹線の停車駅としても知られ、名古屋から新大阪までの主要駅の一つです。

アクセスの利便性からビジネスの拠点としても活用されています。 オフィスが集積し、地域経済の活性化に繋がっています。
また、観光客にとって魅力的なスポットが点在しています。大垣城や美濃加茂市にまたがる岐阜城など名所があり、地域文化や歴史にも触れることができます。
豊かな歴史と地域の特産品、観光スポットが融合した場所です。

美濃青柳駅エリア

美濃青柳駅エリアは、人と自然が調和する魅力的な地域です。
駅周辺は風光明媚な公園や四季折々の風景が広がり、散策やピクニックに最適です。
地域内には地元特産品や飲食店が充実し、新鮮な食材を使った料理を味わうことができます。

美濃青柳駅からは、大垣市内や岐阜市、名古屋市へのアクセスが便利で、観光やビジネスにも多く利用されています。
地域の豊かな自然と温かな雰囲気が訪れるこのエリアは人々を魅了し、心地よい滞在をお約束します。

大垣市のおすすめ観光スポット

大垣城

大垣城は天文4年に美濃守護・土岐一族の宮川吉左衛門尉安定により、創建されたと伝えられています。
関ケ原の戦いで西軍・石田三成の本拠地となったことで有名なお城です。
昭和11年に国宝に指定されましたが、昭和20年7月に残念ながら戦災で焼失。
しかしながら、昭和34年4月に4層4階の天守を再建し、改めて城下町大垣のシンボルとなりました。

最近では平成29年4月、続日本100名城に選ばれました。
今では1階から4階まで展示やオープンスペース、展望台とゆっくり楽しめる空間となっております。
大垣城と歴史をさらに学べる郷土館の入場料セットで18歳未満は無料、一般の方も200円で入れるため、とてもお得です。

大垣公園

明治13年に出来た、県内・市内で最も古い都市公園であると言われています。
市内で1番大きな複合遊具やイルカの噴水池などが子供たちに大人気です。
約200本の桜や一年中緑の芝生があり、家族でお花見やピクニックも楽しめます。

大垣駅から徒歩約10分程度の場所でアクセスも抜群ですので、ちょっとしたお出かけにピッタリです。
また、大垣公園から大垣城が見えるのですが、夜は大垣天守がライトアップされ、幻想的な光景が広がります。

大垣市情報工房

大垣市情報工房は平成10年2月に開館した、子どもからお年寄りまで年齢関係なく、普段あまりパソコンに触れる機会のない方が気軽に情報通信技術に触れ、オリジナル作品の創作などを楽しむことができる施設です。
日にちによって内容の異なる体験イベントが開催されているため、いつ行っても楽しみながら学習することが出来ます。

また、貸し出し施設として、ホールや会議室、多目的に使える研修室などを完備し、様々な用途にご活用いただけます。音響、映像、照明などの各種演出対応の設備を完備しています。
全ての部屋でインターネットが無料でご利用いただけるので安心してご利用いただけます。