岐阜市の概要

岐阜市の地理

岐阜圏域は、岐阜市・羽島市・本巣市・山県市・各務原市・瑞穂市・岐南町・笠松町・北方町の「6市3町」から構成されています。

面積は1,000㎢、人口約80万人と、岐阜県の人口の約4割が、面積の約1割を占める形です。

木曽川・長良川・揖斐川の三大河川と緑豊かな山々、広大な平野など自然環境にも恵まれる一方、岐阜圏域は日本の真ん中の中部経済圏の内陸に位置し、地理的にも経済的にも恵まれています。

岐阜市の人口

岐阜県の市町村の中でも、岐阜市にはもっとも多くの人が住んでいます。

岐阜市の人口は岐阜県に住む人のだいたい20パーセントを占め、多くの人が岐阜市に集まっているのが特徴です。

それぞれの人口数は以下の通りです。

• 総人口：40万5,759人
• 男性：19万3,965人
• 女性：21万1,794人
• 世帯数：18万3,526世帯

岐阜市の面積

岐阜県岐阜市の面積は、令和3年7月1日の時点で「203.60平方キロメートル」です。

県内の市町村の中では42番中、14番目に大きな面積となっています。

県内で一番大きな面積を誇る市町村は高山市で、「2177.61平方キロメートル」で、総人口は8万1,615人です。（2023年3月1日時点）

岐阜市は1位の高山市と比べて半分以下の面積ですが、面積に対しての人口密度が段違いに高いと言えます。

岐阜市の特徴

岐阜市の歴史

紀元前に使用されていたとされるナイフ型石器が日野遺跡で発見され、その頃から岐阜市には人が暮らしていたことが分かっています。

戦国時代（1567年永禄10年）には、当時「井ノ口（いのくち）」と呼ばれていた岐阜に織田信長が入り、「岐阜」と名付けました。

織田信長が岐阜に10年住んでいた場所は「織田信長公居館跡」として、今も調査中です。

そして、今の岐阜市は明治22年（1889年）7月1日にできました。

2006年（平成18年）には柳津町と合併し、2019年（令和元年）には、130周年を迎えています。

岐阜市の文化

岐阜市は、長良川の豊かな水によって岐阜市に美濃和紙の文化が生まれ、主に和紙製の工芸品が生まれました。

今は職人の減少から文化が失われつつありますが、数少ない職人によって美濃和紙を使った作品を販売する専門店、ワークショップなどが市内で展開されています。

また、長良川は「鵜飼」の文化が1300年以上に渡り受け継がれています。

織田信長公や徳川家康公など、権力者らに保護され、鵜飼文化は守られてきました。

今でも国内外から多くの観光客が鵜飼文化に触れるため、訪れます。

岐阜市の産業

岐阜県の産業は製造業がもっとも多くを占めますが、県庁所在地である岐阜市の産業は、主に商業・金融・保険・サービス業が多くを占めています。

魅力ある観光資源に恵まれ、岐阜市にはおよそ816万人もの人々が訪れるため、サービス業や商業が発達しているのです。

岐阜市は人口が多く不動産業も活発なため、保険や金融業が多いのも特徴となっています。

また、岐阜市には5つの伝統工芸品があります。

• 岐阜提灯
• 岐阜和傘
• 岐阜渋うちわ
• 岐阜油紙・のぼり鯉
• 美濃筒引き本染め・手刷り捺染

これらの伝統工芸品も、岐阜市の産業を支えています。

岐阜市の葬儀事業

岐阜市にはさまざまな斎場・葬儀場があり、遺族の想いに寄り添ったプランを提案します。

一般的な葬儀・社葬・無宗教葬・家族葬など、希望に合わせた形での葬儀が可能です。

一般的に葬儀には大きな費用がかかりますが、できるだけ費用を抑えたいというニーズにも応える斎場・葬儀場も、岐阜市にはあります。

安価な火葬式では8万6,000円〜と10万円以下のプランがあり、費用を抑えたい方も安心です。

一日葬を安価で行いたいという場合には、最安で27万5,000円～のプランを提案する斎場・葬儀場もありますし、葬儀にこだわりたい方には高額ですが、70万円以上の葬儀プランを提案する斎場・葬儀場もあります。

さまざまな価格帯での葬儀に対応しているため、岐阜市の葬儀事業の選択肢は幅広いでしょう。

また、葬儀事業は社会的に必要不可欠であり、地位の向上や競争力強化による経営の安定、葬祭文化の発展を旗印に、昭和31年に出発した「全日本葬祭業協同組合連合会（全葬連）」に加盟している斎場・葬儀場もあります。

1880年から葬祭業を営んでいるような歴史ある葬儀場もあるので、歴史の深い斎場・葬儀場を選ぶことも可能です。

岐阜市の葬儀場探しのコツ

信仰宗派の宗教法人に問い合わせる

葬儀場探しのコツは、ひとつの葬儀場に絞るのではなく、複数の葬儀社に問い合わせをするのが基本です。

何を重視するかはご家族ごとに異なるため、複数の葬儀社に問い合わせをしてプランや価格を確認しましょう。

また、信仰宗派も人それぞれですから、宗派に対応した葬儀が行えるかを確認するのも大切です。

進行宗教が無いという方は、無宗教に対応しているかどうか確認するのも葬儀場探しのコツです。

ちょっとした疑問や不安に親身になって答えてくれたり、細かくプランを解説してくれるかどうかも、確認したいポイントと言えます。

葬儀場での会食の場所や内容を確認する

葬儀の内容はパンフレットが請求できる葬儀会社であれば、じっくり内容を確認するために、資料請求するのがおすすめです。

パンフレットやネット上で内容を確認することもできますが、見るだけでは分からないこともあるでしょう。

そこで注目したいのが、葬儀ディレクターが在籍しているかどうかです。

葬儀ディレクターは葬儀のコーディネーター的な役割で、葬儀に関する深い知識を持っています。

疑問や不安が残らないように内容を説明してくれる葬儀会社は、安心して頼ることができます。

また、葬儀場や会食の場所はアクセスが良いか確認しましょう。

親族や友人などが訪れやすい場所にすることは、葬儀場を選ぶ上で大切です。

葬儀場でのお布施の方法や取り扱いについて確認する

お布施の方法と取り扱いは、葬儀会社の担当者が取り計らってくれるのが一般的です。

お布施のタイミングが分からなくて不安という方は多く、葬儀会社の方もそれを分かっています。

前もって確認したい場合には、葬儀会社に問い合わせてお布施を渡すタイミングを確認しておきましょう。

迅速に、詳しく説明をしてくれる葬儀会社は優良であると言えます。

また、地域によってお布施の相場が変わるため、相場についても確認をすると良いでしょう。

お布施は「気持ちで」と言われることが多いですが、相場があるので、確認しておくと安心です。

岐阜市の葬儀場探しのお役立ち情報

岐阜市にはたくさんの葬儀場がありますが、中でも評価が高い葬儀場を2か所、ご紹介します。

口コミ評価の高い「葬儀・法要サポートステーション」と、費用を抑えたい方向けの「小さなお葬式」です。

葬儀・法要サポートステーション

火葬式・家族葬に対応し、希望に合った形式に捉われない葬儀を提案します。

自宅・寺院・公営斎場での葬儀が可能です。

基本料金には最低限葬儀を行うのに必要なものが全て含まれ、特段要望がなければプラン料金のみで葬儀を行え、分かりやすいのが特徴となっています。

追加費用が発生した場合には、必ず事前の説明があり親切です。

小さなお葬式

葬儀費用をできる限り抑えたいという方におすすめなのが、「小さなお葬式」です。

最安の火葬式では「8.6万円〜」のプランがあり、最小限の費用を実現できます。

全国の平均葬儀費用を大きく下回る価格ですが、低価格でありながらも必要なサービス・物品が含まれています。

一日葬・家族葬・一般葬プランもあり、費用を抑えつつも華やかに故人を見送るプランもあります。

全国に4,000以上の提携葬儀場があり、近くの葬儀場での葬儀が可能です。

岐阜市の交通事情

岐阜市の鉄道

岐阜市の鉄道は、高齢の方や障がいのある方が利用しやすいように、車いす用の幅が広い改札機や誘導ブロックを設けるなど、工夫を凝らした構造になっています。

岐阜市の鉄道駅は「14駅」あり、住宅地に囲まれた場所や繁華街が近い駅、無人駅、観光向けの駅など、さまざまな雰囲気の鉄道駅が特徴です。

路線はJR東海道本線、JR高山本線、名鉄名古屋本線、名鉄竹鼻線、名鉄各務原線、ぎふ金華山ロープウェーの6つとなっています。

岐阜市のバス

岐阜市内19地区でコミュニティバスが運行し、「ぎふっこバス」の愛称で親しまれています。

運賃は大人で100円、小学生以下で50円、未就学児童は同伴者1人につき1人まで無料です。

乗り継ぎする場合には運転手に乗り継ぎ券をもらい、他地区のバス降車時に運転手に渡すことで、40円引きです。

ただし、岐阜バスとの乗り継ぎの場合は割引はありません。

また、全地区共通1日乗車券は1枚につき1名利用でき、大人200円、小学生以下100円で利用できます。

市内の移動に便利で、おすすめです。

岐阜市の高速道路

岐阜県内には、名神高速道路、中央自動車道があるほか、東海北陸自動車道、東海環状自動車道および中部縦貫自動車道の3つの路線（総称「新高速三道」）が走っています。

東海北陸自動車道は、起点が愛知県一宮市、終点が富山県小谷部市で、総延長約185㎞の路線です。（岐阜県内約141.8km）

東海環状自動車道は、起点が愛知県豊田市、終点が三重県四日市市で、総延長約153㎞の路線です。（岐阜県内約100㎞）

中部縦貫自動車道は、起点が長野県松本市、終点が福井県福井市で、総延長約160kmの路線です。（岐阜県内約60㎞）

岐阜市のおすすめエリア

鏡岩エリア

鏡岩（かがみいわ）は、岐阜市加野地内の長良川右岸の、大蔵山の突端が断崖を成す、長良川を臨む場所にあります。

チャート層中に生成された断層の滑り面であり、滑らかな面は「鏡肌」と呼ばれることから、「鏡岩」と命名されました。

約4m四方の鏡肌が2か所に生成されていますが、現在は風化がすすんでいるとのことで、早いうちに見ておきたい天然記念物です。

大宮町エリア

大宮町は歴史への関心がある方や虫が好きな方、デート目的など、さまざまな人のニーズに応える名スポットです。

岐阜公園は美しい植物や池を見ながらの散歩におすすめで、ぎふ金華山ロープウェーは夜景スポットとして、カップルに人気があります。

岐阜市歴史博物館では岐阜の歴史的資料を見ることができ、歴史マニアにたまらないスポットです。

また、名和昆虫博物館は蝶の美しい標本や、さまざまな昆虫の標本が見られます。

虫があまり得意ではない方も「綺麗！」と思えるほど、展示に力を入れた博物館で、おすすめです。

長良エリア

長良には長良川の大自然を楽しむスポットが多いのが特徴です。

長良川自体は河岸が広いため、キャンプスポットとして人気があります。

伝統的な「鵜飼」にスポットを当てた長良川うかいミュージアムでは、鵜飼に使用する道具を見たり、実際に鵜を見ることもできる人気スポットです。

また、癒しやご利益を求めるなら、長良天神神社もおすすめです。

住宅街にありますが、静けさに包まれた境内は日々の疲れを癒してくれます。

岐阜市のおすすめ観光スポット

金華山

岐阜市の中心部には標高329メートルの金華山があります。

天然林が9割以上を占め、野鳥や野生動物が多く生息する自然豊かな山です。

金華山には登山道が10あり、どのコースも30分〜1時間程度で山頂に到達できるため、気軽に登山を楽しめます。

登山はあまり好みではないという方でも、金華山にはロープウェーがあり、気軽に山頂へ行けます。

夜は岐阜市の夜景を一望でき、デートスポットとしてもおすすめです。（期間限定のナイター営業）

岐阜城天守閣

岐阜城天守閣からは眼下に鵜飼で有名な長良川、東に恵那山や木曽御岳山、北に日本アルプスや乗鞍、西に養老・伊吹・鈴鹿山系、南に濃尾の大平野が広がり、雄大な自然の姿を眺めることができます。

岐阜城は現在築城されている城郭のうちでは有数の高さにあり、岐阜を一望できる景色はまさにお殿様になったような気分です。

人気スポットで土日祝の10時半〜15時は非常に混み合うため、平日の入場者が少ない日や時間帯を狙うのがおすすめとなっています。

岐阜公園

岐阜公園は、市民の憩いの場としても愛されています。

頂上に岐阜城を構える金華山、鵜飼で有名な清流・長良川に囲まれた自然豊かな公園は、観光スポットやデートスポットとしてもおすすめです。

園内には天下統一を夢見た織田信長公像や、戦国時代の荒々しさをイメージした庭園、異国情緒を味わえる日中友好庭園などがあります。

その他にも、三重塔や水源広場など、見所の多い公園です。